世界には、「平和」であるはずだった生活が一変して、最先端で戦っている人達がいます。
2022年にゼレンスキー大統領は世界中の注目の的となりました。
その際に、「無能」なのか「有能」なのかという議論も多くされましたよね。
そこで今回は、ゼレンスキー大統領の経歴と実績について深く迫っていきたいと思います。
目次
プロフィール
- 名前:ウォロディミル・オレクサンドロヴィッチ・ゼレンスキー
- 出生:1978年1月25日(2022年現在44歳)
- 出身:ソビエト連邦ウクライナ・ソビエト
- 職業:ウクライナ第6代目大統領(2019年5月20日〜)
- 政党:無所属(国民の僕)
- 出身校:キエフ国立経済大学
- 前職:俳優・コメディアン
- 家族:妻・長男・長女
44歳で大統領を全うしています。
これだけでもどれほど凄いことなのか、分かる人は分かると思います。
無能ではない5つの理由
政治経験が全くないゼレンスキー氏が2019年4月にウクライナ大統領に当選しました。
2022以前は、国内でも支持率が低下しており、国外からの支持も悪く「無能」と言われることが多くありました。
なぜなら、「ウクライナの抱える問題点」を解決できずにいたからです。
ウクライナがその時、抱えていた問題は下記となります。
- ウクライナの経済が低迷していた。
- 汚職に関して疑惑があった。
- 和平交渉が停滞していた。
そんな状態であった為、当選当初は70%の支持率が2021年10月には25%まで下がってしまうこととなります。
したがって、国内外からの支持率は決して良いものではなかったのです。
しかし、実はゼレンスキー大統領は「無能」なのではなかったことが調べてみてわかりました。
今回は5つに絞ってご紹介いたします。
コメディアンとして大活躍したから
俳優時代、コメディ劇団を結成し、台本も手がける番組の看板芸人としても活躍しています。
人を笑顔にさせるお笑いの才能も持ち合わせている人物だったのです。
幼い頃から、人を笑顔にすることが好きだったゼレンスキー大統領は「将来、人を笑顔にできる人になりたい」とお茶目な男の子だったようです。
ゼレンスキー大統領は合計12本のコメディに出演し、お茶の間の人気者の地位を確立した実績があります。
番組制作会社を設立したから
ゼレンスキーは妻である脚本家オレナ・ゼレンスカと番組制作会社を設立することに成功しました。
オレナ・ゼレンスカ(Olena Zelenka)はゼレンスキー大統領の大統領夫人(ファーストレディ)。
1978年2月6日生まれの2022年現在44歳でゼレンスキー大統領と同じ年齢なのです。
2019年には「影響力のあるウクライナ人100」で2位になるほどの人気ぶりです。
25歳の時にオレナ・ゼレンスカと他の仲間で「Kvartal95」の名前でコメディ映画・テレビ番組の制作会社を設立しました。
ゼレンスキー大統領は得意分野である、コメディアン・俳優・プロデューサーとして、オレナ・ゼレンスカは脚本家を担当して成功を収めます。
「国民の僕」で大ヒットしたから
ゼレンスキー大統領は、大統領になる以前にも俳優として大統領を演じていることがわかりました。
政治家転身以前には、コメディアンとして活躍していたゼレンスキー大統領。
その経歴は、大統領に当選できるほどの人気を博していました。
2006年にイギリスのダンス番組である「ストリクトリー・カム・ダンシング(strictly come dancing)」のウクライナ版でブレイクしたのです。
ゼレンスキー大統領が出演した回は、最大瞬間視聴率が記録的な数字(87,57%)を弾き出したのです。
その後、大統領になるきっかけと言われている、「国民の僕」(こくみんのしもべ)でウクライナ大統領を演じ、人気が衰えぬまま、映画「国民の僕 2」が公開されます。
ウクライナ映画賞に主演男優賞において、ノミネートされたのです。
俳優として、コメディアンとしての評価は高くお茶の間の人気者でした。
第6代目大統領に就任したから
ウクライナでコメディアンとして人気を博したゼレンスキーは政治家の道へと歩みを進めます。
国民に寄り添う政治を掲げ、国民目線での公約が人気を博し、政治経験がない中、2019年5月20日に当選し、任期は2024年の5年間となりました。
日本では考えられない大出世ではないでしょうか?
それほど対等の立場で、ウクライナ国民の気持ちを掴んだのでしょう。
ちなみに、ゼレンスキー大統領とオレナ・ゼレンスカの間には子供が2人おり、家族写真も掲載されていることがありますので、仲の良い理想の家族なんだそうです。
世間の声
まとめ
今回はゼレンスキー大統領がが無能ではない4つの理由について調べてみました。
まとめると下記となります。
- 俳優・コメディアンとして成功し、人々を笑顔にしていたから
- 妻のオレナ・ゼレンスカと仲間で立ち上げた番組制作会社を設立したから
- ゼレンスキー大統領になるきっかけ『国民の僕』でブレイクしたから
- コメディアンでありながら、支持率70%で第6代目大統領に就任したから
ちなみに、ゼレンスキー大統領のことを怪しい人物だと思っている人も少し出てきています。

気になる方は色々調べてみても良いかもしれません。
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