秋元康さんの嫁と言えば、元アイドルの高井麻巳さんです。
高井麻巳さんは1980年代に一世風靡した「おニャン子クラブ」のメンバーでした。
しかし、秋元康さんと結婚後に取る全芸能界を引退し渡米しています。
今回は、秋元康さんの嫁・高井麻巳さんについて迫ります。
高井麻巳子のプロフィール
- 本名:秋元麻巳子(あきもと まみこ)
- 芸名:高井麻巳(たかい まみ)
- 生年月日:1966年12月28日
- 出身地:福井県小浜市
- 職業:元・アイドル
- 出身校:福井県立若狭城東学校(通称:じゃっこう)
福井県立若狭高等学校時代は、目立つ存在ではないが高井麻巳子さんの人柄に友人が多く学校でも人気者でした。
東京へ上京したのは、美術大学へ進学するためであり、最初から芸能界に強い憧れを抱いていたわけではなかったそうです。
彼女に転機が訪れたのは、原宿でスカウトされた時でした。
このスカウトがキッカケで『おニャン子クラブ』会員番号16番として芸能界入りする運びとなります。
芸能界入り後、可愛い容姿に瞬く間に人気となり多くのファンを引きつけました。
『夕やけニャンニャン』で芸能デビュー
高井麻巳子さんが、芸能界入りするキッカケとなったのは1985年~1987年に放送されたフジテレビ『夕やけニャンニャン』でした。
同番組の「ザ・スカウトアイドルを探せ!」と言うコーナーで、原宿を歩いているときに俳優・伊藤克信にスカウトされ「青い珊瑚礁」を歌い合格。
1985年「おニャン子クラブ会員番号16番」としてデビューします。
デビュー後は、同じおニャン子クラブ会員の岩井由紀子さんと「うしろゆびさされ組」を結成。
当時、人気コミックだった『ハイスクール奇面組』アニメ版の主題歌「うしろゆびさされ組」でユニットデビューしました。
スカウトはやらせだったのか?
高井麻巳子さんが、『夕やけニャンニャン』のコーナー内にて原宿でスカウトされ芸能界入りしたのは多くの人が知っています。
ただ、スカウトされた時の映像から「やらせ」ではないかと言う噂が囁かれていました。
実際の映像を見ると、コーナーが始まってすぐリポーターが高井麻巳子さんめがけて歩み寄る姿が見られます。
また、オーディションの日程についてリポーターが「来週来れる?」と尋ねると即答で高井麻巳子さんは「はい。」と返していたことから「やらせ」という噂が立ったと推測されます。
本当に「やらせ」だったのかどうか確定は出来ませんが、ファンの間ではおニャン子クラブ会員は素人ではなく「事務所に所属している方が殆ど」という事も囁かれていました。
それでも、多くのファンが「おニャン子クラブ」を応援していた事には変わりありません。
『うしろゆびさされ組』で活躍
『うしろゆびさされ組』は、高井麻巳子さんと岩井由紀子さんの2人で結成されたユニットになります。
高井麻巳子さんより小柄の岩井由紀子さんのペアで凸凹コンビと印象深いファンも多いようです。
『うしろゆびさされ組』の活動時期は、1985年9月30日~1987年4月5日の2年間で高井麻巳子さんが「おニャン子クラブ」卒業と同時期に解散しました。
デビュー曲は、その名も「うしろゆびさされ組」。
当時人気のあったアニメ『ハイスクール奇面組』の主題歌でオリコン5位を獲得しています。
実は、『うしろゆびさされ組』と言うユニット名ではなかったのです。
ユニット名について幾つも候補の名前が挙がっており「キウイ組」でデビューするハズでした。
しかし、秋元康が作曲した歌詞の「うしろゆびさされ組」という言葉を当時のチーフディレクターが気に入り急遽ユニット名『うしろゆびさされ組』に決定しました。
ここで驚くのが、すでに「キウイ組」でシングル・ジャケットが3万枚印刷されていた事です。
ユニット名が変わったことで、「キウイ組」のシングル・ジャケットは破棄されたそうですが考えるだけで恐ろしいですよね。
『シンデレラたちへの伝言』ソロデビュー
「おニャン子クラブ」会員であり「うしろゆびさされ組」でユニットとして活動しながら、1986年6月『シンデレラたちへの伝言』でソロデビューしました。
『シンデレラたちへの伝言』は発売と同時に人気となりオリコンチャート1位を獲得。
フジテレビ系『夕やけニャンニャン』のテーマソングにもなりました。
1987年9月20日に行われたおニャン子クラブ解散コンサートに出演し披露した曲でもあります。
おニャン子クラブを卒業
1987年4月に「おニャン子クラブ」を卒業します。
卒業後は、女優としてテレビドラマに出演し活動の幅を広げていました。
また、忌野清志郎ファンだったことでロックバンド「RCセクション」のアルバム『COVERS』にゲストとして参加しています。
馴れ初めから電撃結婚までの流れ
人気絶頂だった1988年、放送作家である秋元康さんと電撃結婚を発表。
同年に芸能界を引退し約1年半ニューヨークで生活を送ることになります。
ここからは、放送作家・秋元康さんとの結婚までの馴れ初めについて紹介します。
おニャン子クラブのメンバーと放送作家という立場で出会い
2人の出会いは、高井麻巳子さんがおニャン子クラブ会員として芸能界入りしたことがキッカケです。
最初は、ごく当たり前のおニャン子クラブのメンバーと放送作家としての関係でした。
高井麻巳子さんが秋元康さんに好意をよせ、彼女からアプローチした事が馴れ初めになります。
なんと、プロポーズも高井麻巳子さんからだったそうで可愛らしい容姿とは違って積極的だったようです。
人気絶頂中に電撃結婚でファン激怒
おニャン子クラブ会員として芸能界入りし、人気絶頂の高井麻巳子さんが電撃婚したのは1988年5月23日。
おニャン子クラブのファンクラブが立ち上がってわずか3週間後の事に、ファンは激怒したことは言うまでもありません。
また、2人が交際していることをおニャン子クラブのメンバー誰一人知らなかったようでメンバーも寝耳に水状態だったようです。
京都の下鴨神社で結婚式を挙げた
1988年5月、2人は下鴨神社で結婚式を挙げました。
交際後、4ヶ月のスピード婚。
結婚前より、秋元康さんのニューヨーク行きが決まっていました。
結婚した年に突然芸能界引退となった高井麻巳子ですが、秋元康さんのニューヨーク行きへ同行するために芸能界を引退したことも考えられます。
良好な家族仲
1988年に芸能界を引退した高井麻巳子さん。
芸能界引退後は公の場に姿を見せる事はありませんでした。
ここからは、高井麻巳子さんと秋元康さん家族仲や家族構成について迫ります。
ふたりには1人娘(秋元せり)がいる
高井麻巳子さんと秋元康さんの間には1人娘がいます。
名前や生年月日等の公表はありませんが、娘さんが誕生したのは2001年3月ごろの様です。
名前は「せり」さんと言い「慶應義塾幼稚舎」からエスカレーター式で進学したという噂があります。
またAKB48・秋元才加が娘ではないかと一時期噂が流れていたようですが、彼女は1988年生まれなので娘ではない事が分かります。
ホームパーティーを開くほど仲が良い
広い自宅では、度々ホームパーティを開いているようです。
招待されるのは、秋元康さんと長年付き合いのある小室哲哉さんや中田英寿さんに加え高井麻巳子さんと親交のある林真理子さん他豪華メンバーが集まる事で知られています。
家族仲がいいからこそ、堂々とお客様を招いてパーティが出来るという事が分かりますよね。
高井麻巳子の現在
秋元康さんと結婚し、芸能界を引退してから公の場の姿を現すことのない高井麻巳子さんは現在何をされているのでしょうか。
実は、現在も様々な分野でご活躍をされているようです。
高井麻巳子さんの現在の姿について紹介します。
2013年6月に林真理子のブログに掲載された
出典:https://hayashimariko.exblog.jp
2013年6月に親交のある作家・林真理子さんのブログで紹介されています。
芸能界引退後、20年経っていますが変わらずお綺麗な着物姿での登場になりました。
夫婦で絵本を出版
2002年12月1日絵本『ぞうネコ』を夫婦で発売されています。
この絵本の著者は秋元康さん、イラストは高井麻巳子さんです。
ご夫婦で絵本を出版される程、仲が良いことがうかがえますよね!
エッセイストとして活躍
高井麻巳子さんは、芸能界引退後も雑誌でエッセイの連載や2000年ごろまではインタビューを受けていたようです。
2000年5月31日には単行本『二人暮らしのお取り寄せ』、2003年6月4日には『お茶時間のお取り寄せ』を発売。
『二人暮らしのお取り寄せ』に描かれているイラストも高井麻巳子さんが担当し、高評価を得ています。
『株式会社秋元康事務所』の監査役
高井麻巳子さんが夫・秋山康さんが代表取締役を務める『株式会社秋元康事務所』の監査役を任せれているそうです。
しかし、どの様な関わり方をしているのか謎が多い所でもあります。
世間の声
まとめ
今回は、秋元康さんの嫁・高井麻巳子さんについて迫ってきました。
以下にまとめます。
- 芸能界入りしたのは原宿でスカウトされた事がキッカケだった
- スカウトはやらせと言う声がい多く聞かれる
- 『うしろゆびさされ組』のユニットでも人気を得た
- 1987年4月「おニャン子クラブ」卒業した
- 高井麻巳子さんが秋山康さんへ好意を抱きアプローチしたのが馴れ初め
- 3人家族で仲が良くゲストを招いてホームパーティを開催している
- 夫婦で絵本を出版していた
- エッセイストとして活躍する一方で『株式会社秋元康事務所』の監査役も任されている
夫・秋山康さんとの結婚は、高井麻巳子さんからのプロポーズがあったからこそだという事が分かりました。
今後も、お2人の活躍が楽しみです。