社会の教科書に必ず出てくる犬養毅。
五・一五事件で暗殺されたことで有名ですね。
そんな犬養毅の子孫たちには芸能人ばかり!?とのことなので調べてみました。
家系図
今回紹介する方中心の家系図です。
この家系図を見ても分かる通り、有名人が多いことが明白です。
超有名な安藤サクラもこの家系図に入っているとは…!
犬養毅の子孫たち
犬養毅もすごいですが、その子孫もすごかったのです。
子孫の皆さんは、第一線でご活躍されています!
犬養健
犬養健(いぬかいたける)は、小説家・政治家をしていました。
犬養毅の三男で、妻仲子との子供です。
大正12年「一つの時代」で小説家としてデビューし、素直な人間性が高く評価され作家の道を進んでいました。
しかし、昭和5年にペンを捨て、第17回衆議院議員総選挙で初当選し政治家となったのです。
昭和27年には第2代法務大臣として初入閣を果たし、第3代法務大臣と連続して歴任しています。
昭和35年64歳で死去されました。
犬養拓
出典:https://iju-kurashiki-gurashi.jp/
犬養拓(いぬかいたく)はゲストハウス&カフェ『有鄰庵』(ゆうりんあん)の代表をされています。
犬養毅のひ孫で、後にご紹介する犬養康彦の次男です。
岡山県美観地区に、古民家を利用したゲストハウス&カフェ『有鄰庵』を立ち上げられました。
1本芯の通ったこだわりを持って経営されており、体をつくる食事や、岡山という土地へのこだわりなどをひしひしと感じます。
以下は有林庵の会社理念の引用です。
私たちの会社の理念は、「心の豊かな暮らしを創る」。
体にとってやさしい食事をすること。
その土地の成り立ちや歴史とともに、暮らすこと。
昔からあるものの良さと、新しいものの良さ、どちらも知ること。
大切にしたいと思う人を、きちんと大切にすること。そんな暮らしを少しでも増やしていきたいと考えています。
出典:https://yuurin-an.jp/
犬養道子
出典:https://business.nikkei.com/
犬養道子(いぬかいみちこ)は、作家・評論家をしていました。
犬養毅の孫で、1人目に紹介した犬養健と妻仲子との長女です。
作家・評論家だけでなく、難民支援事業も展開されていました。
65歳の時には自宅を売却し、著作の印税も注ぎ込んで犬養道子基金を設立し、難民に教育の機会を与える奨学金を設けられたのです。
徹底した現場主義者で、紛争地の救済や犠牲者に寄り添った生涯を送られていました。
平成29年96歳で死去されました。
犬養康彦
犬養康彦(いぬかいやすひこ)は、共同通信者の社長をしていました。
犬養毅の長男で、妻仲子との長男です。
学習院大学卒業後、共同通信社に入社しました。
あらゆる部署の部長を経験し、論説主幹を歴任後、社長に就任されています。
退任後も相談役を務められていました。
平成27年87歳で死去されました。
安藤和津
安藤和津(あんどうかづ)は、エッセイストをしています。
犬養毅の孫です。
1人目に紹介した犬養健と愛人荻野昌子との子供です。
NHKなどのキャスターを務めた後、テレビ・ラジオなど多数の番組に出演しています。
また、テレビ・ラジオ以外に、教育問題や、自身の介護体験などをテーマにした講演会も数多く開かれています。
緒方貞子
尾形貞子(おがたさだこ)は、日本人初、また、女性でも初の国連難民高等弁務官をしていました。
犬養毅のひ孫です。
難民問題には自らも足を運んで尽力し、難民キャンプ設営や食糧支援に取り組まれていました。
なお、国連難民高等弁務官以外に、上智大学名誉教授、独立行政法人国際協力機構理事長、国連人権委員会日本政府代表、アフガニスタン支援政府特別代表を歴任されています。
令和元年92歳で死去されました。
安藤桃子
安藤桃子(あんどうももこ)は、映画監督をしています。
犬養毅のひ孫で、5人目に紹介した安藤和津と俳優の奥田瑛二との長女です。
平成22年に「ガラケ」で映画監督としてデビューしました。
そして、平成23年には小説「0.5ミリ」を出版し、その後、自身で脚本・映画化されています。
この映画0.5ミリは、報知映画賞作品賞、毎日映画コンクール脚本賞、上海国際映画祭最優秀監督賞など多数の賞を受賞し、国内外で高い評価を受けています。
安藤サクラ
安藤サクラ(あんどうさくら)は、俳優で、朝ドラのヒロインも務められました。
犬養毅のひ孫です。
5人目に紹介した安藤和津と俳優の奥田瑛二との次女です。
平成19年に映画「風の外側」でデビューしました。
主演映画「万引き家族」では、カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドール賞を受賞されています。
映画だけに留まらず、朝の連続テレビ小説「まんぷく」では、朝ドラ史上初のママでヒロインを務められました。
旦那は俳優の柄本佑で、結婚当時は芸能一家同志の結婚として大変話題となりました。
世間の声
まとめ
今回は犬養毅の子孫を調査しました。
・犬養健は、小説家・政治家
・犬養拓は、ゲストハウス経営者
・犬養道子は、作家・評論家
・犬養康彦は、共同通信者社長
・安藤和津は、エッセイスト
・尾形貞子は、国連難民高等弁務官
・安藤桃子は、映画監督
・安藤サクラは、朝ドラヒロイン
政界だけでなくさまざまな分野で皆さん大活躍されていることが分かりました。
そして、皆さん第一線で活躍されていますね。
犬養家という偉大な家系の出身をどこかに感じ、指標とされていたのでしょうか。
調査した方全員のご活躍を見て、私はそれを感じられずにはいられませんでした。