現総理大臣である、岸田文雄氏。
その政治スタイルから「検討士」などと呼ばれているのは、皆さんもご存じだと思います。
今回は、岸田文雄氏について迫っていきます。
目次
プロフィール
- 生年月日:1957年7月29日(65歳)
- 出生地:東京都渋谷区
- 出身校:早稲田大学法学部卒業
- 前職:日本長期信用銀行従業員
- 岸田文武衆議院議員秘書
- 所属政党:自由民主党(加藤派→古賀派→岸田派)
- 称号:法学士(早稲田大学・1982年)
- 配偶者:岸田裕子
- 親族:祖父・岸田正記(衆議院議員)
- 父・岸田文武(衆議院議員)
- 従兄・宮澤洋一(参議院議員、経済産業大臣)
座右の銘は「春風接人」(しゅんぷうせつじん)
これは、「春風のような優しさで人と接する」という意味になります。
2回目の挑戦となった総裁選挙に立候補した時には、「岸田ノート」を公開しました。
これは、心に残った国民の声を書き留めてきたというノートなんだそうです。
岸田文雄氏の心に残る国民の声、というのは、一体どんな声なのでしょうか。
小学校はアメリカ・ニューヨーク
岸田文雄氏は、一時期アメリカのニューヨークで小学校に通っていたことがあります。
父である岸田文武氏がニューヨーク総領事館に勤務していたので、一緒に引っ越ししたのですね。
通った小学校は、「PS20 Anna Silver Elementary」と言います。
マンハッタン島にあり、タイムズスクエアやセントラルパークも近いところだそうです。
その後は、「PS13 Clement C.Moore School」に転校しています。
この小学校は、多種多様な人種が住んでいるクイーンズ地区にあるそうです。
岸田文雄少年は、当初は英語が全く分からず、コミュニケーションに苦労したようです。
そうして身につけた日常会話レベルの英語力は、現在スピーチや外交で生かされています。
小学3年生で帰国
アメリカで小学校に通っていた、岸田文雄少年。
1996年6月にパブリックスクール3年次を修了し、日本に帰国しました。
翌7月には、千代田区立永田町小学校の3年生に編入。
現在の自民党本部前にあるこの小学校は、立地の関係か、官僚の子息が多く通っていました。
優秀な生徒が多く、有名な進学校でもあったようです。
しかし、1993年に千代田区立麹町小学校と統合され、閉校となりました。
超が付くほどの酒豪
岸田文雄氏は、酒豪としても知られています。
「酔っぱらったのを見たことがない」と話していたのは、大学時代から面識のある元防衛大臣の岩屋毅氏。
よほどお強いんでしょうね。
30~40代の頃には、記憶が無くなるまで飲み、気が付いたら朝で家に帰っている、ということもあったそうです。
岸田文雄氏の「酒豪伝説」の中に、「安倍昭恵夫人とビール100杯」というのがあります。
故・安倍晋三氏の選挙応援に駆けつけた、若い頃の岸田文雄氏。
お酒が飲めない安倍晋三氏に、『ここは私たちが』と言って、昭恵夫人と二人でお酌をして回りました。
安倍晋三氏は、『私に代わって、100杯もビールを飲んでくれました』と二人への感謝を口にしていたと言います。
台湾外交では、乾杯という儀式で注がれたお酒を全て飲み干したのに、酔っていなかった。
ロシアのラブロフ外相と、ウオッカで飲み比べした。
など、お酒に強いエピソードは数多くあります。
身長は174㎝
外務大臣などを経て、内閣総理大臣となった岸田文雄氏。
諸外国の要人達と並んでも、さほど身長差を感じません。
そんな岸田文雄氏の身長を調べてみると、174cmでした。
この年代の男性としては、高身長かと思います。
では、周囲と比較してみましょう。
息子・岸田翔太郎と比較検証
岸田文雄氏の長男・岸田翔太郎さんは、議員秘書を務めています。
2022年10月に首相秘書官に任命され、ニュースにもなりました。
岸田翔太郎さんのプロフィールは公表されていないため、正確な身長は不明です。
しかし父である岸田文雄氏と並ぶと、殆ど変わりないことがわかります。
なので、岸田翔太郎さんの身長は174cm、もしくはもう少し高いのではないかと推測されます。
こちらは、Youtubeに上げられた岸田文雄氏応援メッセージ。
家族総出で、仲が良いことが窺えますね。
こうして見ると翔太郎さんと弟二人もあまり変わらないので、高身長は父親からの遺伝なのかも知れません。
元総理・安倍晋三と比較検証
では、今度は故・安倍晋三氏と比べてみましょう。
安倍晋三氏の身長は、175cmです(プロフィールより)
1cmの差であれば、髪型によっては逆転するくらいの違いです。
並ぶと、同じくらいに見えますよね。
ところが、安倍晋三氏にはトランプ大統領と並んだ時の写真から、180cm説もあったりします。
もしくは、上げ底、と言われているようです。
河野太郎と比較検証
今度は、河野太郎デジタル大臣と比較してみましょう。
河野太郎氏のプロフィールに、身長は記載されていません。
しかし、このようなツイートを見つけました。
伊野尾君というのは、男性アイドルグループHey! Say! JUMPのメンバー・伊野尾慧さんのことだと思われます。
調べたところ、伊野尾さんはプロフィールで173cm。
と言うことは、河野太郎氏も173cm(推定)ということになりますね。
岸田文雄氏と河野太郎氏、こちらも1cmの差ということがわかりました。
確かにぱっと見、そんなに違いませんよね。
余談ですが、河野太郎氏そっくりのアンドロイドは、身長175cmだそうです。
妻・岸田裕子さんの身長
それでは、ファーストレディ・裕子さんの身長は、どれくらいでしょうか。
裕子さんのプロフィールで、身長は公表されていません。
ですが夫である岸田文雄氏と並んだところを見てみると、夫の唇と夫人の顔が同じくらいの高さ。
それにより、大体160cm前後ではないかと推測されます。
夫婦として理想の身長差
裕子夫人の身長が推定160cmとすると、夫・岸田文雄氏との差は15cm位。
これは、カップルもしくは夫婦の理想の身長差と言われる数字ですよね。
身長が15cm差があると、二人が並んだ時にバランス良く見えるという意見があります。
事実はわかりませんが、確かに並んだ二人は画面にキレイに収まっているようにも感じます。
夫婦仲は良好
岸田文雄氏と裕子夫人の仲は、良好のようです。
夫の選挙応援にYouTubeでメッセージを上げたりするなど、内助の功が窺える場面も。
また、岸田文雄氏は裕子夫人の手料理に胃袋を捕まれている様子。
夫の好きな物を用意しておく、優しい奥様ですね。
お見合いで結婚された、お二人。
しかし実情は裕子さんに一目惚れした岸田文雄氏が、お見合いという形をとって結婚を申し込んだんだとか。
裕子さんも「初めて会った瞬間、『私、この人と結婚するんじゃないかな』と思ったんです」と取材に対し答えています。
祖母同士が友人など、そもそもご縁もあったようです。
岸田文雄氏は、今も裕子夫人にぞっこんのようです。
「現在はふだんの主人は料理こそしませんが、お風呂掃除などは手際よくやってくれます。忙しい毎日の主人ですが、家では家族への気づかいもしてくれますよ」
と裕子夫人が語っていました。
そんなご夫婦ですが、実は30年近く別居されていたそうです。
何故なら、岸田文雄氏は仕事で東京、しかし地元での活動もしなくてはいけない。
その地元での活動を担ったのが、裕子夫人なのです。
決して夫婦仲が悪かったから、と言うことではありません。
三人のご子息を育てながら、地盤をしっかり守る。
そんな裕子夫人であったからこそ、岸田文雄氏は東京で思い切り頑張ることができたのでしょうね。
夫婦の日常をインスタ配信
岸田文雄氏は、SNSで積極的に発信を行なっています。
その中には、裕子夫人とのツーショットもしばしば。
裕子夫人の手料理をアップしたり、夫人のお誕生日をお祝いしたなど、夫婦の日常が垣間見える投稿も多いです。
岸田文雄氏は、家族との日常を大事にする良き家庭人であるようです。
東大受験を2度失敗
岸田文雄氏は、開成高校から東大を目指し受験しました。
開成高校は、東大へ進学する生徒が多いことでも有名な高校。現在は灘高と合格者数を競っています。
ところが、2浪したにもかかわらず東大受験は失敗してしまうのです。
その理由は何だったのでしょうか。
大学受験を失敗した理由
岸田文雄氏の周辺は皆、政治に関わる官僚が多く、東大出身者も多かったようです。
そんな環境にあったため、自分は錯覚してしまった、と岸田文雄氏は出版した「岸田ビジョン」の中で語っています。
「まあ、俺も行けるだろう」
そんな考えで挑んだ、受験。
周囲にはいつ勉強しているのかわからないような人も多かったので、当時の岸田文雄氏は随分と受験を軽く見ていたようです。
そして、結果は不合格。
その時は、どうやって家に帰ったかも覚えていないほどのショックを受けたそうです。
その気持ちは、受験を経験した人ならば想像に難くないことと思います。
一浪後は予備校に通いましたが、そこでの成績は悪くありませんでした。
そのせいか、岸田文雄氏は「まあ、次は大丈夫」と思い込んでしまい、次の受験に挑みます。
勿論、東大受験はそんなに甘くはありません。
またしても不合格となった、岸田文雄氏。
そこで「あれれ」と自分の資質に疑問を感じたのだと言います。
受験は、どんなに合格圏内だと言われていても、何が起こるかわかりません。
皆さんも、それはご存じだと思います。
岸田文雄氏の失敗は、周囲が当たり前に出来ているから自分も出来る、という気の緩みから起こってしまったことなのでしょう。
しかし、その周囲が世間的には『特別』だったことに気が付かなかったのですね。
早稲田大学法学部へ入学
出典:https://www.nishinippon.co.jp/
東大受験に失敗した、岸田文雄氏。
これ以上両親に迷惑はかけられないと思い、慶應義塾大学と早稲田大学も受験しました。
勿論、三度目の挑戦となる東大も受験。
さすがに、危機感があったのでしょうね。
しかし、結果は東大は不合格でした。
がっくりした反面、「これでやっと終われる」という気持ちがあったと言います。
その後、岸田文雄氏は早稲田大学法学部へと入学しました。
同じく合格していた慶應義塾大学とどちらかは迷われたようですが、自分の気質を考えて早稲田に決めたとのこと。
「個性や多様性を大切にするという意味でも、早稲田の校風は自分に合っていた」ようです。
大学卒業後は銀行員
早稲田大学法学部を卒業した岸田文雄氏は、日本長期信用銀行(現在の新生銀行)に入行。
自分を「エリートではない」と評した岸田文雄氏ですが、当時の長銀と言えばバリバリのエリートコース。
東大出身者が多く、私大からの入行はほぼ無かったと言います。
そんな長銀に入行できたのですから、東大には受からずとも、やはり優秀だったようです。
日本長期信用銀行で、5年のキャリアを積んだ岸田文雄氏。
その時に世間の厳しさや、経済というものの実態を知ったと言います。
この経験が、彼に政治家を志させました。
血液型が政治家向きではない
首相となった、岸田文雄氏。
ところが、その血液型が政治家向きではないと言われています。
どういうことでしょうか。
血液型はAB型
岸田文雄氏の血液型は、AB型です。
AB型は、4つの血液型の中で最も割合が少ないとされています。
日本人で言うと、なんと10人に1人程度。少ないですね。
そんなAB型の一般的なイメージは「天才肌」や「二面性」などがあると思います。
特徴としてよく言われるのは、「自己主張は強くないものの、自分の中に秘めているこだわりは人一倍強い性格」。
岸田文雄氏に対する周囲の評価や、ご本人の発言などから、周囲とのバランスを取るタイプだと言うことがわかります。
また、「相手の話しを良く聞く」と言うのも、本人がアピールする長所ですね。
「好い人」「誠実」「好印象」「紳士的」、あるいは「優柔不断」「八方美人」などとも言えるでしょう。
これらは、AB型気質の中でも長所となり得る面だと考えられます。
ところが、それらの性質が逆に「リーダーとしては不向きなのでは?」と思わせる要因のようです。
つまり、好い人なだけでは一国の総理は務まらない、と言うことだと思われます。
AB型は変わってる?
AB型について、もう少し掘り下げてみましょう。
AB型は自分なりの考えや思想、変わった世界観を持っていると言われます。
そのため、さまざまな場面で変わった行動や態度を見せるので、変人扱いされてしまうことも多いです。
また、規則や常識に囚われず、自分なりの独特な感性で物事を解釈することが得意なようです。
そのため、前例のない意見や解釈で周囲を驚かせ、変わり者と言われてしまいます。
しかし、血液型はあくまで傾向であり、皆が皆そうではありません。
広い世界、4つしか性格はない、なんてことはありませんよね。
なので岸田文雄氏についても、あくまで参考程度だと考えるべきです。
変なフィルターをかけず、その言動を見ることも必要だと思います。
趣味は筋トレ
高校時代は野球に明け暮れた、体育会の岸田文雄氏。
今の趣味は「筋トレ」だと明かしています。
「毎日、スクワット、ダンベルをフルで20分くらい」と語って周囲を驚かせました。
そんな岸田文雄氏は、その年齢から考えると驚くほどの美肌。
その秘訣が「筋トレ」を欠かさないことなんだそうです。
お忙しいからこそ、自身の体調管理もしっかりされているんですね。
世間の声
まとめ
ここまで、首相・岸田文雄氏について迫ってきました。
以下にまとめてみましょう。
・アメリカ・ニューヨークの小学校に通っていた
・小学3年生で帰国し、千代田区立永田町小学校に編入した
・超が付くほどの酒豪で、多くの伝説がある
・身長は174㎝で、息子・岸田翔太郎は同じくらい、元総理・安倍晋三が1cm大きい。河野太郎は1cm小さい
・妻・岸田裕子さんの身長は推定160cmで、夫婦の理想の身長差
・夫婦仲は良好で、夫婦の日常をインスタ配信している
・東大受験を2度失敗しているが、失敗した理由は周囲が優秀すぎて自分も受かると簡単に考えていたため
・結局、東大ではなく早稲田大学法学部へ入学
・大学卒業後は銀行員になり、そこでの経験から政治家を志した
・血液型はAB型で、長所である性質が「リーダーに向いていない」として政治家向きではないと言われる
・AB型は独自の世界観をもつため、「変人」などの評価もある
・趣味は筋トレで、自民党内で評判の美肌はその賜物
いかがだったでしょうか。
その政治手腕に厳しい意見も多いであろう、岸田文雄氏。
家族に支えられ、険しい道を進んでいます。
一国民としては、もう少し国民の窮状にも目を向けて欲しいですが、複雑な国際状況の中、上手い舵取りを求められる重圧は大変なものかと思います。
今後とも、日本という国のために頑張っていただきたいものです。