沖田総司といえば、新撰組で最も有名な人物の1人です。
映画、ドラマ、小説、漫画、アニメ、ゲーム等、彼の史実を元にした作品は数えきれません。
日本に住んでいれば、そのうちのいくつかは見たことがあるはずです。
そしてユーミンこと松任谷由実は、日本を代表する歌手と言っても過言ではありません。
そんな沖田総司とユーミンの血が繋がっている、という噂を耳にしたので、その真相を調査しました。
ユーミンと沖田総司の関係性
出典:https://www.allnightnippon.com/
「私は沖田総司と血が繋がっている」
真相は、2020年8月28日に放送されたラジオ『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』にて、ユーミン本人の口から語られていました!
しかし、沖田総司は若くして生涯を終えており、子供はいませんでした。
つまり、沖田総司の直系の子孫は存在しません。
一体どういうことでしょうか?
結論から言います。
ユーミンは、沖田総司の姉の子孫である可能性が高いのではないでしょうか。
理由①沖田総司の姉
沖田総司には、姉が2人いました。
彼はまだ幼い頃に両親を亡くしました。
亡くなった親の代わりに沖田総司を育てたのが、長女の沖田みつ。
沖田みつは13歳で結婚し、婿である沖田林太郎が沖田家の家督を継ぎました。
実はこの2人の家系が、現代まで続いているのです。
また、沖田総司が9歳の時には、次女の沖田キンさんもお嫁に行きました。
沖田キンは6人の子供を産み育てたそうです。
理由②ユーミンの実家
ユーミンの実家は、荒井呉服店という八王子の老舗呉服店です。
日野、八王子といえば、新撰組の聖地の一つ。
新撰組ゆかりの場所が現代にも多く残されています。
このことから、ユーミンは沖田総司の姉の子孫である可能性が非常に高い、と考えられます。
沖田総司の子孫まとめ
沖田総司に直系の子孫はいませんが、義兄が継いだ沖田家は現代まで続いています。
沖田要
沖田要は沖田総司の『顔』になった人物です。
と言われても意味がわかりませんよね。
つまり、沖田総司の肖像画のモデルになった人物なのです。
沖田要は沖田総司姉、沖田ミツの孫です。
沖田ミツが孫の沖田要を「総司と似ている」と言ったことで、肖像画のモデルに抜擢されたのだとか。
ちなみに、沖田総司といえば美男子という印象がありますが、当時の記録には特にそんなことは残っていないそうです。
この真実は探らない方が良さそうですね。
沖田哲也
「沖田総司は色白で小柄であったと伝わっている」
そう証言したのが、沖田ミツのひ孫である沖田哲也です。
明治大学の政経学部名誉教授で、行政学者として著書を出版しています。
阿野典子
阿野典子氏は沖田家の7代目として、新撰組を特集した雑誌に掲載された人物です。
「沖田総司は人を斬っているので、子孫であることを言ってはいけない」と祖父母に言われていたため、あまり公にはしていなかったそうです。
世間の声
まとめ
沖田総司とユーミンの関係について調べてみたところ、以下のことが分かりました。
・ユーミンは沖田総司と血が繋がっている
・沖田要、沖田哲也、阿野典子が子孫として血を継いでいると言われている
新撰組の時代から、100年以上。
沖田総司だけではなく、新撰組の隊士の血は現代にも繋がっています。
案外、身近なところにも居るかもしれません。
次に実家に帰った時には、家系図を見てみようと思います。