アメリカを代表する名俳優・レオナルド・ディカプリオさん。
誰もがその名を耳にし、レオナルド・ディカプリオと言えばやはり映画「タイタニック」を頭に思い浮かぶ人が多いしょう。
1988年に14歳でデビューし、既にキャリアは30年以上!名俳優としてのキャリアを着実に積み重ね、その演技力と美貌で世界中を虜にしてきました。
そんなセレブレティなレオナルド・ディカプリオさんも先日2023年11月11日で49歳に。
50歳目前の今は貫禄と渋さが増し、まだまだダンディーな姿で多くの人を魅了していますが、若い頃のルックスが気になります。
今回は、そんなレオナルド・ディカプリオさんの若い頃をご紹介したいと思います。
目次
若い頃から画像を迫ってみた
早速、レオナルド・ディカプリオさんの姿や活躍の様子を時系列で追ってみましょう。
10代の頃
デビューより数々のTVCMに出演後、スクリーンデビューの17歳。
1991年映画「クリッター3」の頃、まだまだ幼い印象がありますね。
スクリーンデビューを果たし、順調に映画出演のチャンスを掴んでいく19歳。
1993年映画『ギルバート・グレイプ』ではアカデミー助演男優賞ノミネート。
19歳、1993年グラビアのレオナルド・ディカプリオさん。
まさに、サラサラなブロンドヘアーと端正な顔つきが美少年!
20代の頃
ハイスペック美少年へ成長した、22歳。
この頃のレオナルド・ディカプリオさんのヴィジュアルが、不良っぽさがと純粋さを兼ね備えた役柄とマッチしてました。
レオナルド・ディカプリオさんの美しさを堪能できる、1997年映画「タイタニック」出演の23歳。
レオナルド・ディカプリオの若い頃は美少年すぎる、とはこの頃。
26歳、雰囲気も体格的にも美少年から美青年へ。
まだまだ容貌が美しすぎて、眩い笑顔が素敵ですね。
30代の頃
美少年から一気に渋さが加わった32歳。
髭を生やしてダンディー感が漂い始めたレオナルド・ディカプリオさん。
10代、20代の瑞々しい美しさから、どっしりとしたベテランの雰囲気。
渋さと色気を兼ね備える36歳のレオナルド・ディカプリオさん。
レオナルド・ディカプリオさんのチャームポイントのひとつ、今も昔も変わらない吸い込まれるように美しいブルーの瞳。
瞳の色が、ブロンドから栗色ヘアへの変化でより目立ってきた印象です。
40代の頃
若々しい青年だったレオナルド・ディカプリオさんが、貫禄ある40代に突入。
40代はその年代なりのカッコよさが顔からにじみ出てますよね。
笑顔は変わらず素敵です。
初々しい10代から美の変遷を追ってきましたが、美貌は変わっても何故か目で追ってしまう、気になってしまう存在感へ。
レオナルド・ディカプリオさん、45歳。
40代終盤のレオナルド・ディカプリオさん。
振り返れば、ビジュアル系俳優からしっかりと確実な実力派俳優へ確立。
まさに大物俳優のオーラですよね。
若い頃のあどけない雰囲気や可憐な表情は、誰もが彼に夢中になってしまいます。
歳を重ねても優しい笑顔は変わらないですね!
若い頃に出演した映画
14歳でデビュー後、実在した人物、創作された人物に関わらず、バラエティに富んだ数々のキャラクターを演じてきたレオナルド・ディカプリオさん。
彼が一躍脚光を浴びた作品は映画「タイタニック」ですね!
「タイタニック」は、公開1997年度アカデミー賞(R)11部門受賞し、世界中を感動の渦に巻き込んだ映画史に残る永遠の名作。さらには、世界歴代映画興行収入実績ある作品だけあって、多くの人が知っているでしょう。
今回はそれ以外の、若かりし姿のレオナルド・ディカプリオさんが出演した映画をご紹介します。
まずは、1993年映画「ボーイズ・ライフ」 19歳
この作品は、本編が始まる前のオープニングクレジット通り、「実話」である自伝小説を映画化しています。
1950年代のアメリカが舞台。
レオナルド・ディカプリオさんが演じるのは、17歳のトビー役で、男運の悪い母キャロラインと暮らす元気な不良少年。
母の再婚相手に何年もじわじわと嫌がらせや意地悪な態度、そしてトビーから自由や選択を奪っていきます。
撮影当時のレオナルド・ディカプリオさんは実年齢より年下役を演じているので幼さがにじみ出ています。
そして、その幼さとともに現実が変わらない苦しみと葛藤をエネルギーにして自立を考えていく、思春期の少年から青年への成長姿をレオナルド・ディカプリオさんが瑞々しく演じます。
重々しい内容だけでなく、劇中ではオールディーズの音楽が流れ50年代の時代背景の雰囲気に浸れます。
また、エルビスプレスリーが大好きなトビー少年を演じている為、レオナルド・ディカプリオさんの髪型は基本リーゼントヘアです。
リーゼントヘア姿がキュートな若かりし頃のレオナルド・ディカプリオさん、映画初出演作品です。
続いて、1997年映画「ロミオ+ジュリエット」 22歳
シェイクスピアの古典の名作「ロミオとジュリエット」を、スタイリッシュでワイルドな現代版「ロミオ+ジュリエット」として、レオナルド・ディカプリオさんとクレア・デーンズさんが美しく演じます。
劇中のレオナルド・ディカプリオさんは完璧なロミオを演じていますが、更に作品の演出によってレオナルド・ディカプリオさんの美貌を引き立たせたと思えるシーンが「水槽のシーン」です。
それは、ロミオとジュリエットが初めて出会う場面。
身分を隠しパーティーへ参加したロミオは、途中パーティー会場から離れます。
そして、幻想的な水槽に引き寄せられ、水槽を覗くと反対側にいた女性ジュリエットに目を奪われます。
もっと相手を見てみたい、でも水槽を通した姿でクリアにならない・・と視線だけでお互いを探り合う。
その後、初対面で声をかけ合うがぎこちない感覚。
そのシーンを観た誰もが、その水槽越しの二人の演技に思わす胸がときめいてしまったのではないでしょうか。
その見惚れてしまうシーンに溶け込めるのはレオナルド・ディカプリオさんの美貌だから、そう思わずにはいられない格好良さです。
また、この現代版「ロミオ+ジュリエット」は、「シェイクスピアは難しくて退屈」という若者たちの概念を一新した伝説的作品とも言われています。
最後に・・
1998年映画「仮面の男」 24歳
一世を風靡した映画『タイタニック』。
そのタイタニック熱が冷めやらぬ中、アイドル俳優レオナルド・ディカプリオさんの次作に世界中の人たちの注目が集まっていました。
注目を集めたのは、史実の三銃士とも言われている「ダルタニャン物語」をベースに、ルイ14世と「鉄仮面の男」伝説が加わり、引退し老いた三銃士の復活と活躍、そしてルイ14世の母親であるアン王妃とダルタニアンの秘めた恋を描いた歴史映画です。
物語は、若き国王ルイ14世(レオナルド・ディカプリオ)の圧政によってフランス市民の飢餓は深刻化し、国王への不信と不満そして怒りで満ちているところから始まります。
若き国王役のレオナルド・ディカプリオさんの姿は、まるで理想の王子様!
貴族が身に着ける衣服や王冠、そして王宮の空間に溶け込んでいるレオナルド・ディカプリオさんが登場するや、納得のため息がでるでしょう。
映画タイタニック公開後翌年の作品、24歳のレオナルド・ディカプリオさんが暴君ルイ14世の役を自己中心的な演技で悪を表現し、そしてその反面、善の姿として、幽閉を体験したことで人の痛みに寄り添えることのできる弟役、双子を演じます。
善と悪、対局のレオナルド・ディカプリオさんが楽しめ、若かりし頃のレオナルド・ディカプリオさんがひとりふた役に挑んだ作品です。
若い頃のファッション
レオナルド・ディカプリオさんが絶世の美男子として、スクリーン越しに多くの人を虜にしていたのは1990年代。
その頃は、ロック・ミュージックの「グランジ」という音楽から着想を得た、ファッションスタイル「グランジファッション」が流行りだったようです。
それでは、グランジファッションのアイテムやスタイルと重ねながら、若い頃のレオナルド・ディカプリオさんのファッションを見ていきましょう。
プレミア上映会でのビンテージのレザージャケット姿。
金色交じりのブラウンヘアによく似合ってますね。
グランジファッションの象徴アイテムのひとつ、レザージャケット。
レオナルド・ディカプリオさんは、他にも黒のレザージャケットを着ている姿や、同ジャケットでも白いTシャツとカーディガンの重ね着の上にレザージャケットを羽織るパターンや、黒のトップスの上に同様のレザージャケットを合わせて大人っぽい着こなしをされていたようです。
グランジファッションにはチェック柄もお約束。
やんちゃ姿のレオナルド・ディカプリオさん、チェック柄のパンツにブラウンのトップスで統一してますね。
ちなみに、ネルシャツとデニム姿のブラッドピットさん(右側)の着こなしは、まさにグランジファッションのお手本です。
グランジファッションではないのですが、やはりハリウッド俳優と言えばアカデミー賞のレッドカーペット上でのタキシード姿。
初のアカデミー賞ノミネートでのタキシード姿!文句なしのカッコよさですよね。
この頃はタキシードを着始めた彼ですが、20年後にはジョルジオ・アルマーニのブラックスーツを愛用し、アカデミー主演男優賞を4度目のノミネートにして初受賞します。
キャリアと共にタキシードの着こなしもドレスアップです。
若い頃のレオナルド・ディカプリオさんのファッションは、カジュアルスタイルもフォーマルな装いも素敵すぎました。
若い頃の彼女
容貌と演技力で世界中の人々を魅了してきたレオナルド・ディカプリオさん。
これまでも多くの女性との恋の噂が絶えず、現在も独身貴族を謳歌していることで知られていますね。
若い頃にお付き合いした彼女を厳選して紹介していきます。
ファッションモデルのナオミキャンベルさんと1995年に少しだけ交際。
元祖スーパーモデルのナオミキャンベルさん、当時25歳。
レオナルド・ディカプリオさん、21歳。
この頃ウブなレオナルド・ディカプリオさんには、4歳年上の暴れん坊のナオミは手に負えなかったと言われています。
なぜならナオミキャンベルさん、実は超がつくモテ女子!今まで数々の男性とお付き合いし、これまで一度も結婚していないものの、現在は子供は2人のママなのだそうです。
黒人モデルとして、業界に「初」の礎を築いてきた彼女に対し、尊敬の眼差しでレオナルド・ディカプリオさんも惹かれたのかもしれません。
女優のクレア・デインズさん、1996年に少しだけ交際。
映画「ロミオ+ジュリエット」で共演していたクレア・デインズさん、当時17歳。
レオナルド・ディカプリオさん22歳。
映画「ロミオ+ジュエリエット」で、主役のロミオとジュリエットを演じ、ラブストーリーが舞台の現場で本当に恋に落ちてしまったようです。
そうなってしまうのも仕方ない程、現代版ロミオとジュリエットの世界観は素敵でしたよね。
クレア・デインズさんは、日本でも大人気シリーズの海外テレビ「ホームランド」のメインキャストで有名で、エミー賞を3度、ゴールデングローブ賞を4度受賞している実力派女優さんです。
個人的には、当時映画の影響を受け、素敵なカップルだっただけに二人の別れを惜しみました。
女優のデミ・ムーアさん、1996年に少しだけ交際。
ハリウッドの大女優、デミ・ムーアさん、当時34歳。
レオナルドディカプリオさん22歳。
90年の映画「ゴースト/ニューヨークの幻」が世界的に大ヒットを記録したことで、ヒロイン役だったデミ・ムーアさんは一躍有名に。
それ以降も様々な役柄をこなし、一時はハリウッドNo.1の高給取り女優へと存在感を確立したと言われています。
年下彼氏好きのデミ・ムーアさんとわずかな期間交際されていたそうですが、6年後の2002年に「ディカプリオとデミ・ムーアの熱愛復活説?」という話題も外せません。
2人がデートしている様子を多くの人が目撃し、またレオナルドディカプリオさんの身近な人からの証もがあったと報道されました。
年の差が12歳も離れているだけあって、デミ・ムーアさんはレオナルドディカプリオよりもキャリア経験も豊富。その為、当時は相談やアドバイスするなど頼れる存在だったのでは。
大人の女性に甘え癒される、そんな恋愛だったかもしれませんね。
今では、「年下」「モデル」が好みだと言われるレオナルド・ディカプリオさんですが、若い頃から変わらずモテモテであることは間違いありません。
10代の頃、初仕事を得るまで4年かかった
キャリア30年以上のレオナルドディカプリオさん。
現在も最前線で活躍していますが、その華々しい印象とは違い意外にもデビューまでに数年間時間がかかっていたそうです。
10歳で俳優を目指しオーディションを何度も受け続けるも、ことごとくチャンスをつかめなかったレオナルド・ディカプリオさん。
しかし、14歳時にテレビコマーシャルでデビューとなり、15歳にはテレビドラマに立て続けに出演など、少しずつお仕事の場が増えてきました。
10代のレオナルド・ディカプリオさんがこれほど強い気持ちで、仕事を求めたのには切実な理由がありました。
実は、彼の両親は離婚し、レオナルド・ディカプリオさんは母子家庭で育ちます。
家庭が貧しく、イーストハリウッドにある治安の悪い場所で、少年時代を過ごしたそうです。
15歳の時に、それまで通っていた治安の良い学校から地元の公立高校へ。
学校に入ったその日に、ボコボコに殴られる出来事があったそうです。
転校初日に暴力でのご挨拶みたいなイメージでしょうか。
この辛い経験がきっかけとなり、俳優になる道を進むモチベーションになったそうです。
レオナルド・ディカプリオさんは当時を振り返り、オーディションを積極的に受けたいと母親に伝え、何としても合格するのだとやる気になったそうです。
それは「公立の学校システムから抜け出すためだった」と、明かされています。
その辛い経験がなければ、オスカー俳優のレオナルド・ディカプリオさんは誕生しなかったかもしれません。
世間の声
まとめ
いかがだったでしょうか。
若い頃のレオナルド・ディカプリオさんについてのまとめは下記の通りです。
- 人気絶頂期の映画「タイタニック」前後でも圧倒的煌めきを放つヴィジュアル
- カジュアルファッションもフォーマル姿も着こなしてしまう美貌
- 歴代彼女の豪華絢爛な顔ぶれに、モテっぷりを再確認
- デビューまでの苦労と、オスカー獲得までの挑戦も魅力
今回、レオナルド・ディカプリオさんの若い頃を調べてみましたが、当時ファンの熱狂に恐怖を感じオファーされた大役を全て断り、俳優業を休んだエピソードを知りました。
そんな過去もあったレオナルド・ディカプリオさんの今は、アラフィフの独身大物俳優ゆえに恋愛やプライベートについて、真実かどうかはわからないゴシップネタが騒がしいのはご存じだと思います。
でも、確かなのは、俳優だけでなくクリエイティブの才能を発揮して映画を制作していること。
加えて、俳優のほかに現在は世界へメッセージを届ける環境活動家でもあるということ。
自身のやるべき活動として継続し続けている、その姿勢は若い頃とは違う力強いエネルギーの美しさだと感じました。
当然に、若い頃には戻れないけれど、美少年すぎたレオナルド・ディカプリオさんの姿は色あせることなく名作の映像の中で魅了され続けていくでしょう。