1978年テレビ朝日の時代劇「暴れん坊将軍」の主役に抜擢され、以降2004年まで出演、長寿番組となりブレイクした松平健さん。
さらに、舞台公演限定だった「マツケンサンバⅡ」が2004年に全国発売されたため幅広い世代に愛されるようになりました。
そんな松平健さんはコロナ禍に突入した2020年にはYouTube チャンネル「マツケンTube」やTik Tokを始めたことにより、Z世代から人気を得て「マツケンサンバ」の再ブームが起きています。
再ブームが起きたことで、松平健さんの若い頃の容姿が話題になっています!
今回は「今とは別人!」と言われる松平健さんの若い頃の容姿について調査しました。
1970年代
松平健さんと言えば「暴れん坊将軍」!
1978年に放送されたテレビ朝日の時代劇「暴れん坊将軍」の主役に抜擢された松平健さん。
25歳頃の松平健さんはスマートでキリッとした目がカッコイイですよね!
1975年に放送されたフジテレビのドラマ「座頭市物語」の第23話「心中あいや節」にゲスト出演した松平健さん。
黒目が印象的で吸い込まれるような瞳をしています。
1977年に放送された大河ドラマ「花神」で時山直八役を演じた松平健さん。
松平健さんにとって「花神」は初の大河ドラマでした。
NHKアーカイブスのインタビューで松平健さんは「とても目が鋭くて、ギラギラしている(笑)。でもそんな風ぼうも、明治の世を見ずに戦で落命した時山直八役にはぴたりとはまっていたのかもしれません」と話しています。
1979年に放送された大河ドラマ「草燃える」で北条義時役を務めた松平健さん。
松平健さんが25歳の頃、初めて「老け役」まで務めたのが「草燃える」でした。
NHKアーカイブスのインタビューで松平健さんは「25歳の自分がいかに義時の老かいさを表現するか、いろいろと試行錯誤しながら演じた思い出深い作品です」と話しています。
北條寺の本堂に展示された 「草燃える」の北条義時(松平健さん)。
甲冑姿もカッコイイですよね!
1970年代を振り返ると、松平健さんは1970年17歳の時に上京し、1971年に舞台「兄嫁」でデビューした際は「松本二郎」という芸名で活動していました。
1970年にドラマ「マドモアゼル通り」に出演した時期に「松平健」に芸名を変更したそうです。
デビュー当初はなかなか芽が出なかった松平健さんでしたが、テレビ朝日の時代劇「暴れん坊将軍」の主役に抜擢されて以降、俳優としての頭角を現してきたようでした。
1980年代
出典:https://onbankutsu.thebase.in
1980年にテレビ朝日系のドラマ「走れ!熱血刑事」の主題歌「夜明けまで」のレコード写真。
「夜明けまでは」は松平健さんのデビュー曲です。
松平健さんは歌声も魅力的ですよね!
出典:https://onbankutsu.thebase.in
1982年にリリースされた「神の指輪」のレコード写真。
松平健さんが29歳の頃、青いシャツが似合う爽やかイケメンですね。
1983年に放送されたテレビ朝日の時代劇「暴れん坊将軍Ⅱ」を主役に務めた松平健さん。
30代を迎え、男の色気が増してきましたよね!
1983年に放送されたフジテレビ系ドラマ「松本清張の西海道談綺」で主演を務めた松平健さん。
時代劇のスターとして、年々洗練された顔立ちになっている印象です!
1989年に放送された日本テレビのドラマ「奇兵隊」で主演を務めた松平健さん。
太眉の凛々しい表情が素敵ですよね。
1980年代を振り返ると松平健さんは時代劇スターの地位を獲得しながら、歌手としての才能を発揮していました。
天は二物を与えることもあるのですね。
1990年代
1990年の12月に結婚した松平健さんと女優の大地真央さん。
しかし、結婚後まもなく不仲説が流れ「仮面夫婦」と呼ばれても結婚生活を続けたお二人でしたが、2023年5月のAsageiplusの記事では「それぞれの芸の道を究めるべく邁進していきたいという思いが日々強くなり、話し合いを重ねてきました結果、このような結論(離婚)に至りました」と話し、2003年12月に離婚したことを報告しました。
結婚式の写真はお二人ともとてもお似合いだったので、離婚は残念でしたね。
1991年に放送されたテレビ朝日の時代劇「暴れん坊将軍Ⅳスペシャル」で主役を務めた松平健さん。
38歳を迎え顔が角ばり、少しずつ貫禄が出てきたように感じます。
1992年に放送されたTBSのドラマ「平清盛」で主演を務めた松平健さん。
長髪姿もよく似合っていて素敵ですね!
1993年に放送されたフジテレビのドラマ「運命峠」で主演を務めた松平健さん。
眉をひそめた真剣な表情も男前ですよね。
1993年から1996年まで放送されたテレビ朝日系のドラマ「こちら禅寺探偵局」で主演を務めた松平健さん。
和尚姿の松平健さんは新鮮ですが、衣体も着こなすのはさすがですよね。
1990年代を振り返ると松平健さんが40代に入った年代でもあり、20代の頃のスッとした爽やかイケメンの印象はなく、精悍な顔立ちになってきたと感じます。
2000年代
2001年に放送されたテレビ朝日の時代劇「暴れん坊将軍800回新春スペシャル」で主役を務めた松平健さん。
松平健さんが48歳の頃で、最初に主役を務めた25歳の頃と比較すると別人のように顔が変わりましたよね!
2002年に放送された大河ドラマ「利家とまつ〜加賀百万石物語〜」で柴田義家役を務めた松平健さん。
NHKアーカイブスのインタビューで松平健さんは「勝家の最期だけは美しく終わってやりたいと、それだけはこの仕事を受けたときからスタッフとも話をしてきました。念願通り武将として、信長に忠義を誓った一人の男として、美しく自害して果てることができました。僕の“柴田勝家”を、きちんと全うできたような気がしています」と語っています。
2004年発売されオリコン3位を獲得した「マツケンサンバⅡ」のCDジャケット。
2004年夏、舞台公演の終わりに華美な衣装で熱唱する「マツケンサンバ」のパフォーマンスが芸能マスコミから注目を浴び、それまで講演会場のみで販売されていた「マツケンサンバⅡ」のCDは、この評判を受け全国発売されました。
松平健さんの愛称として「マツケン」という呼称が浸透したのもこの頃です。
2005年に放送された大河ドラマ「義経」で武蔵坊弁慶役を務めた松平健さん。
敵の矢を身体に受けて立ったまま絶命する演技は、現代に武蔵坊弁慶がいたらと思わせられる圧巻の姿でした。
2007年に放送されたフジテレビのドラマ「新・美味しんぼ」で海原雄山役を演じた松平健さん。
漫画「美味しんぼ」の海原雄山
「海原雄山」というキャラクターは大芸術家で妥協のない激しく厳しい性格をしています。
漫画の画像と比べても松平健さんは海原雄山そっくりの雰囲気を醸し出しており、大御所俳優の凄みを感じますね。
2000年代を振り返ると、50代になった松平健さんの顔立ちは大人の魅力をさらに増したように感じます。
その一方で、「マツケンサンバ」での歌って踊る姿や、フジテレビのトーク番組「マツケン・今ちゃん・オセロのGO!GO!サタ」などバラエティ番組でも活躍し、幅広い世代から愛される存在になりましたね。
2010年代
2010年から2023年現在まで松平健さんがメインキャストを務める三幸製菓のCMシリーズ。
松平健さんほど金色の衣装が似合う人はいないですよね!
金に負けないくらい輝く白い歯も素敵です。
2012年から2014年に上演されたミュージカル「王様と私」で主演の王様を務めた松平健さん。
王様役の松平健さんは自らスキンヘッドに剃り上げたそうです。
たくましい肉体と潔いスキンヘッドはアラ還とは思えない風貌ですよね!
2013年に公開された映画「あさひるばん」に出演した松平健さん。
法務副大臣役で、貴重なスーツ・ネクタイ姿。
爽やかな笑みも素敵で理想の上司像ですね!
出典:https://www.kk-bestsellers.com
2017年に放送された大河ドラマ「おんな城主 直虎」武田信玄役を務めた松平健さん。
2017年9月のスポニチの記事で松平健さんは武田信玄にの役について「ずっとやりたかった役。信玄は凄く強くて冷酷な部分を持ち合わせているけど、自分の領民には手厚い人だったというイメージ。ただ強いだけじゃなく『やんちゃ』というか、お茶目な部分も見せたりして、自分なりの信玄をつくっています。人間性の部分で『こういう部分もあるぞ』と」と話しており、武田信玄役を楽しんで演じていたようです。
2019年の舞台「サザエさん」で磯野波平役を務めた松平健さん。
アニメ「サザエさん」の磯野波平
アニメの「磯野波平」の風貌も忠実に再現している松平健さんは3枚目もこなせるまさに名俳優ですね!
2010年代を振り返ると、60代になった松平健さんはさらに役者としての幅を広げました。
松平健さんは現状に甘んじず研鑽を怠らない人なのかもしれません。
2020年代
2021年にユーロスペースで特別上映された映画「小河ドラマ 徳川☆家康 劇場版」に出演した松平健さん。
大河常連の大御所にも関わらず、純粋に演技を楽しまれている姿が素敵でした。
2021年大みそかに放送されたNHK「第72回紅白歌合戦」で松平健さんが特別企画枠で「マツケンサンバⅡ」を披露しました。
五輪イヤーを締めくくるにふさわしいド派手な演出を楽しんだ人も多かったことでしょう!
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で平清盛役を務めた松平健さん。
2020年11月の映画ナタリーの記事で松平健さんは「自らを窮地へ導く『清盛』の激しい生きざま、抑揚をつけてしっかりと演じたい」とコメントしていました。
宣言通り圧巻の演技力を見せ、年を重ねてもやはりスターだと感じました。
2022年に放送されたテレビ東京のドラマ「しろめし修行僧」に出演した松平健さん。
紫色の法衣がよく似合い、圧倒的なオーラを感じますね。
2023年10月から出演しているDMM.comのCM。
ド派手な衣装がここまで似合う70代はなかなかいませんよね。
2020年代を振り返ると、コロナ渦の暗い世の中を明るくしてくれたマツケンサンバの再ブームが印象的でした。
俳優の大御所として演技力に深みを増しているのも「さすが」としか言いようがありません。
世間の声
まとめ
今回は「今とは別人!」と言われる松平健さんの若い頃の容姿について調査しました。
- 20代の頃はスマートでキリッとした目が特徴のイケメン
- 30代の頃は大人の色気を感じる色男
- 40代の頃は現在に近い精悍な顔立ち
20代の頃は今とは別人過ぎて、鳥肌が立つほどイケメンでしたね!
若い頃の松平健さんも素敵でしたが、70歳を迎えたこれからもマツケン節全快で世間を盛り上げていってほしいです!