MISIAの髪型はなぜアフリカ文化へのリスペクトの現れなのか？

平成の歌姫と聞くと誰を思い出しますか？

浜崎あゆみ、宇多田ヒカル、安室奈美恵、ZARDなどなど…

歌姫の中で今回はMISIAさんについて調査しました。

1998年デビュー曲の「つつみ込むように…」では当時女性では馴染みのいいドレッドヘアでの歌手の登場に衝撃を受けましたね。

MISIAさんのトレードマークである髪型について調査しましたので最後まで読んでいただけると嬉しいです！

アフリカへの想いが髪型に有る

「MISIA」という名前は「アジア（ASIA）の方々に音楽を届けたい」という由来があるそうです。

本名である「MISAKI」と「ASIA」で「MISIA」になったそうです。

MISIAさんは5オクターブの音域を持ち、日本における女性R&Bブームの火つけ役的存在ですが、音楽活動と並行してさまざまな社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。

特にアフリカへの思いは強く、2007年に初めてケニアを訪れて以来、一般財団法人 mudef（ミューデフ）を通じて教育支援や貧困・マラリア撲滅の活動を行っています。

MISIAさんはアフリカ8カ国を訪問し、子どもたちへの教育支援やマラリア防止のための活動を10年以上にわたって続けています。

JICA（独立行政法人国際協力機構）もMISIAさんを JICA-TICADオフィシャルサポーターに任命し、アフリカを支援しています。

MISIAさんの音楽を通じて、アフリカとつながり、メッセージを発信していることが感じられますね。

MISIAさんは、いつも頭にターバンを巻いていますが、その理由は興味深いものです。

彼女の髪型にはアフリカへのリスペクトや愛が込められていると言われています。

具体的には、以下の理由が考えられます。

アフリカへの思い: MISIAさんはゴスペルとの出会いを通じてアフリカへの思いが大きくなりました。16歳から黒人トレーナーから歌の指導を受け、夢であった歌手になりました。その後もアフリカへの社会貢献を歌手活動を通じて行っています。
ドレッドヘアのルーツ: MISIAさんはデビュー当時からアフリカテイストな髪型をずっとされており、ターバンを外すと現在もドレッドヘアのスタイルだと思われます。

MISIAさんが使っているターバンはほとんどがアフリカ布で作られているそう！

ターバンは、MISIAさんのアフリカへのリスペクトや愛が詰まっていることが感じられますね。

ターバンがトレードマークのMISIAさんですが2021年にリリースしたアルバムの「HELLO　LOVE」でのCDジャケットではターバンなしのMISIAの姿がありました。

ドレッドヘアは特殊なヘアスタイルで、どの美容院でも行っているわけではありません。

美容院でドレッドヘアを作る際には、非常に細かいロッドを使ってアフロヘアにし、その後に編みこんでパーマをかけていきます。

このヘアスタイルは時間がかかるため、美容院では1日目にアフロをかけて、2日目に編みこむことが一般的です。

編みこむのには数名の美容師の手が必要で、時間も数時間から1日がかりになることもあります。

ドレッドヘアのお手入れは、シャンプーが難しい面があります。

ドレッドヘアは編みこんだ髪を洗わずにいるため、髪が絡み合う特性と髪の汚れやフケを利用して固めて作られます。

しかし、衛生面を考慮すると、水のいらないシャンプーで洗ったり、地肌だけを浸して洗ったりする工夫が必要です。

不潔な印象を与えないためにも、衛生面には最善を尽くすことが大切になります。

ドレッドヘアのお手入れには以下の方法があります。

パームローリング: 手のひらで髪の束（ドレッド）をこすり合わせて、根元から毛先まですべてをこすり合わせます。
レース編みカギ棒: ドレッドの周りに出てきている髪や新たに生えてきた髪をドレッドに編みこんでいきます。
ルースヘアーボール: 新たに生えてきた髪を指で摩擦させてボール状にし、ドレッドの根元に入れます。新たに生えてくる髪はドレッドの周りで成長するため、こまめにチェックしてお手入れしましょう。

また、専用のシャンプーやスプレー、オイル、ワックス、消臭のためのスプレーも利用できるためドレッドヘアはきちんとケアしながら楽しんでいくことが大切なようです。