超人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』や『岸辺露伴は動かない』などでおなじみの漫画家である荒木飛呂彦さん
その作品の影響は凄まじく、『斉木楠雄のΨ難』や『ヲタクに恋は難しい』などの超人気アニメにオマージュされるほどの勢いを見せています。
世界的人気漫画家である荒木飛呂彦さんですが、年齢が増すごとに若くなっているという不思議な噂が立っているので、その真相に迫ってみます。
目次
プロフィール
荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)
- 1960年、宮城県仙台市生まれ。
- 東北学院榴ヶ岡高等学校卒業後、仙台デザイン専門学校卒業。
- 80年に『武装ポーカー』で「少年ジャンプ」デビュー。
- 代表作は『ジョジョの奇妙な冒険』。 他に『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』『荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟』『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』など著書多数。
- 近年は海外有名ブランドとのコラボレーション企画など、 さらに幅を広げて精力的な活動を展開している。
以上が、荒木飛呂彦さんのプロフィールになります。
ちなみに海外有名ブランドとのコラボレーション企画というのは、『GUCCI』とのコラボで、世界約90カ国の店舗で”ジョジョコラボ”を展開し、海外人気と相まって大盛況だったそうです。
家族の中で疎外感を抱いていた
漫画家として名実ともに世界に認められている荒木飛呂彦さんですが、幼少期の頃に家族の中で「疎外感」を感じていたようです。
その理由は、双子の妹の仲の良さが原因だそうです。
荒木先生いわく、双子の妹がとても仲が良く、兄としてはその輪に入りづらいので疎外感を感じてしまうようになったようです。
たしかに、兄の立場を考えると仲の良い双子の妹の間に割って入るのは難しそうですよね。
幼少期から漫画を描いていた
荒木飛呂彦さんは、子供の頃から絵を描くと心が落ち着いたと仰っています。
また上で書いたように疎外感を感じた時でも、絵を描くと気が楽になり、描いた絵を通じて妹たちとも仲良くなれたといいます。
漫画が家族との架け橋になったようですね。
漫画家になったキッカケ
当初は、漠然と「漫画家になりたいな」と思っていたのですが、漫画家を本気で目指し始めたきっかけとしては、「焦り」だったみたいです。
当時は手塚治虫さんや梶原一騎さんの影響を受けた漫画家達が台頭していて、マンガが盛り上がっていた時期でした。
その中で、当時の荒木飛呂彦さんと年が近かった『キン肉マン』でお馴染みのゆでたまご先生が中学を卒業してすぐに連載を開始したので、「同い年なのに、これはのんびりしていられないな」と奮起したといいます。
過去と現在の画像を比較
次に、本題である「荒木飛呂彦さん、なぜ老けないのか」を検証していきたいと思います。
荒木飛呂彦さんは御年62歳なのですが、どう見ても62歳には見えないぐらいに若々しい見た目をしています。
以下が顔面年表になるのでご覧ください。
最初に似ているという理由で新撰組の土方歳三が入ってしまっているのですが、ご覧の通り年を取るにつれて若返っているようにも見えてしまいます。
一体なぜなのでしょうか、、?
人間ではない説浮上
荒木飛呂彦さんは、あまりにも若々しすぎて、google検索では「不老不死」や「老けない」「若い なぜ」といったワードが上位に上がってきます。
また、『ジョジョの奇妙な冒険』に準えて「吸血鬼」といった単語も浮上します。
一体どんな説が有力なのか真相に迫っていきます。
①「吸血鬼」説
『ジョジョの奇妙な冒険』に馴染みのない読者の方であれば何のことかさっぱりだと思われるのですが、この説が噂だった理由が作品に関係してきます。
作品の中で「石仮面」というアイテムが登場するのですが、その仮面を被ると吸血鬼になることができ、不老不死の身体を手に入れることができます。
その設定から、荒木飛呂彦さんの「吸血鬼」説が浮上しました。
「時を操るスタンド使い」説
『ジョジョの奇妙な冒険』では、主要人物が「スタンド」と呼ばれる自分の分身のような存在を扱います。
スタンドは特殊能力を扱うことができ、実際に作中では時を止めるスタンドが出現します。
その設定から、荒木飛呂彦さんは「時を操れるスタンド」を操ることができ、それを使って自分の周りの時間を止めているのでは、、?という説が出てきました。
③「波紋の使い手」説
最後の説も『ジョジョの奇妙な冒険』が由来なのですが、作中では東洋の「仙道」に伝わる秘術である「波紋」を操れる人間が出現します。
「波紋」は特殊な呼吸法で血液中のエネルギーを蓄積し、生命エネルギーを活性化させることができます。
また、その「波紋」を操れる人間に共通する特徴というのが、「見た目が若い」ということになります。
このことから、荒木飛呂彦さんは「波紋」の使い手であり、生命エネルギーを活性化させているから若々しく保てているのではというのがこの説になります。
若さの秘訣
結論から言うと、荒木飛呂彦さんが若さを保っている秘訣は”習慣”です!
では荒木さんはどんな生活を送っているのかを紹介していきます。
秘訣①仕事は週4日
漫画家といえば、常に締切に追われてすごく忙しそうなイメージがあると思うのですが、荒木さんは「規則正しい会社員のような生活。朝10時に起きて、夜11時くらいまで仕事。徹夜はしない」と述べています。
また、「原稿完成までに4日はかかる」とも語っているので超人的なスピードで仕事を終わらせていることになります。
世界的人気作を生み出す作家さんはやはり超人でした。
秘訣②規則正しい生活
次に、荒木飛呂彦さんの生活についてなのですが、一言で言うと”ストイック”です。
荒木飛呂彦さんは、自身の生活の中であることを守っています。
それは下記の3つです。
-
運動習慣
-
食生活
-
睡眠習慣
睡眠習慣については、上のパートで述べたので割愛するのですが、運動習慣に関しては「50歳を過ぎてもジムでトレーニング・水泳を欠かしていない」と語っています。
今の奥さんとの初デートの時でさえも日課の運動を優先したとの話もあるので、自身の生活リズムを固く保っていることがわかります。
秘訣③プチ断食をしている
荒木さんの1日の食事はざっとこんな感じです。
-
朝食:野菜ジュース
-
昼食:野菜中心のメニュー
-
夕食:食べない
要するに、1日1食レベルの食事を続けていて、「プチ断食」のような食生活を営んでいることになります。
きちんと栄養取れなくない?って思われる読者の方もいると思われるのですが、専門家いわくこの食生活は体内の毒素や有害物質などを限りなくゼロに近くするには合理的であると述べています。
栄養以前に普通にお腹減らないのかなって思ったりもするのですが、さすがは荒木飛呂彦さんという感じですね。
世間の声
まとめ
今回は、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦さんが老けない理由について迫ってみました。
検証結果をまとめた結果は下記の通りです。
- 双子の妹の仲が良かったので、幼少期は疎外感を感じていた。
- ゆでたまご先生が、16歳でデビューしたのに触発されて漫画家を本格的に目指し始めた。
- あまりの見た目の若さから、『ジョジョの奇妙な冒険』の設定に準えて「吸血鬼」「波紋の使い手」「スタンド使い」などの噂がある。
- 若さの秘訣は徹底した習慣(運動・睡眠・食生活)の賜物だった。
今年から第9部の連載が開始予定とのことですが、これからも世界中のファンを楽しませてほしいですね。