クレオパトラの死因は服毒自殺説が濃厚!

世界三大美女であるクレオパトラは、エジプトのみならず、世界的にも有名な女性です。

クレオパトラという名前を一度は、耳にしたことがあるのではないでしょうか。

今回は、世界的に有名な美女でエジプトの女王でだった、クレオパトラの最期について調べてみました。

衝撃的な死因


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エジプトの女王であるクレオパトラ7世は、誰もが憧れる美女でした。

そんなクレオパトラの最期は、なんと自殺なのです。

なぜ誰もが羨む美女であるクレオパトラが、自殺に至ったのでしょうか。

 

死因は自殺


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上写真はクレオパトラ7世のコイン

悲劇の女王であるクレオパトラの死因は、純愛の末の自殺です。

クレオパトラは、一国を支える女王であり、尚且つ美貌と知性を持ち合わせていました。

 

そんなクレオパトラはエジプトの王家に、紀元前69年に生まれました。

王家に生まれた王族であり、5ヶ国語を操る美女としても有名でした。

 

当時エジプトでは、血を絶やさないように、近親婚が主流でした。

クレオパトラも、弟のプトレマイオス13世と近親婚を行います。

しかし、近親婚が多くある王族内でも、家族間の暗殺やトラブルが多発していたのです。

 

クレオパトラも例外ではなく、紀元前48年には弟であるプトレマイオス13世により、宮殿があるアレクサンドリアから追放されてしまいます。

しかし当時、ローマの政治家であったカエサルがアレクサンドリアに訪れることを知ると、クレオパトラは起死回生のために行動を起こします。

宮殿に近づけない為、クレオパトラ自身絨毯にくるまり、カエサルにプレゼントとして贈ったのです。

 

包みを開けると、美女であるクレオパトラが登場し、美しい声で言語を発します。

カエサルは、驚きと同時にクレオパトラに魅了されてしまいます。

のちに、カエサルと不倫関係に発展し、クレオパトラは宮殿に戻ることができます。

尚且つ、その後生まれたクレオパトラの子供はカエサリオンといい、カエサルの子供なのではないかと言われているのです。


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上の画像はカエサルが暗殺されているところです。

順調にカエサルに守られていたクレオパトラでしたが、カエサルが暗殺されるとクレオパトラは後ろ盾を無くしてしまいます

しかし、クレオパトラは諦めず、ローマの権力者であるアントニウスに近づきます。

妻子持ちであったアントニウスでしたが、クレオパトラに一目惚れしてしました。

重婚が認められていない中、権力を振り翳してクレオパトラと結婚したのです。


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アントニウスは、クレオパトラに夢中で、共同で政治を行いますが、ワンマンな2人に不満を持った市民が反乱を起こしました。

それでも、アントニウスのクレオパトラへの愛は冷めることはなく、お構いなしの状態だったのです。

 

アントニウスは次期ローマ皇帝になるオクタウィアヌスとの内戦を起こします。

クレオパトラと共に戦場に出向いたアントニウスでしたが、クレオパトラが逃げ出してしまいました。

クレオパトラを追いかけたアントニウスでしたが、戦闘は負けてしまい、「クレオパトラは死んでしまった」との誤報を聞きます。

絶望したアントニウスは、自殺を図ります。

しかし、クレオパトラは生きており、瀕死のアントニウスはクレオパトラの腕の中で命を失ってしまいます。

 

その後、オクタウィアヌスにより捉えられてしまったクレオパトラは、手を尽くしましたが捕虜にされてしまう事になります。

「そんなことは耐えられない」と思ったクレオパトラはいちじくに毒を仕込み、自殺してしまったのです。

そして、自殺したクレオパトラの手の中には、「アントニウスと共に葬られたい」とのメモが残されていたと言われています。

 

様々な男性を虜にした女王の最期は、愛する人と運命を、共にすることだったのではないかと思います。

クレオパトラの最期は、まるでドラマのような最期ですよね。

 

 

服毒自殺説が濃厚


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クレオパトラは、様々な説がありますが、服毒による自殺説がより濃厚です。

確かな証拠は残ってはいないのですが、当時時の状況からクレオパトラは自ら毒を飲んで亡くなっています。

オクタウィアヌスにより捉えられていたクレオパトラですが、贈答品のいちじくに毒を仕込んでいたと言われています。

 

現代の専門家が解析した結果、アヘンとトリカブトとドクニンジンの混合薬を飲んだのではないかと推測されています。

クレオパトラの生きた時代では、最も効率よく痛みも少なく死ぬことができると言われている調合だったようです。

 

時間がかかればかかる程、苦しみと苦痛の表情になるのを恐れたのではないでしょうか。

自分の魅力を存分に活かす、クレオパトラらしいエピソードではないでしょうか。

 

毒蛇に噛ませた説もアリ


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クレオパトラは毒蛇により亡くなったとされる説が、多く囁かれています。

それは「アスプコブラに腕、または胸を噛ませて自殺したという古来からの言い伝えがあるからなのです。

 

しかし、いちじくにアスプコブラを仕込むには大きさ的に無理があります。

さらにコブラの毒ならば、痙攣が起きるはずなのにも関わらず、痙攣の形跡がないことからコブラ毒説には否定的な見方があります。

 

コブラの毒では、即効性に欠け、死にかかる時間が数日かかることから、蛇毒ではなかったとの見方が濃厚なのです。

 

現代では政府に抗議するために焼身自殺をする事例もアリ


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クレオパトラは、自身が自殺したことで、自身の在り方を主張しました。

現在のエジプトでは、政府に抗議する為、議会前にてガソリンをかぶり火をつけるという事件があります。

 

政府に対する抗議を、自殺という手段にて表すところは、どこかクレオパトラと似たところがありますよね。

自身の命をかけてでも、伝えたい思いがあるのでしょう。

 

 

世間の声


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まとめ

今回は、クレオパトラの死因について調べてみました。

まとめると下記になります。

  • クレオパトラの死因は毒による自殺だった。
  • クレオパトラの死因には様々な説が存在するが、服毒自殺が濃厚だと証明されている。
  • クレオパトラの死因には蛇毒という言い伝えがあるが、辻褄が合わないことがある。
  • 現在は、焼身自殺による抗議があり、クレオパトラの自殺とつながる部分がある。

 

紀元前の話なので、今でも様々な議論がされています。

やはり、ここまで伝えられているクレオパトラには、容姿だけではない魅力があるのではないでしょうか。

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